全成分表示の「1%ライン」はどこまで読み取れるのか
2026-05-14 公開 / 2026-08-20 更新
配合順から濃度帯を推定する「1%ライン」の考え方と、その限界について整理しました。
配合順のルール
化粧品の全成分表示は、原則として配合量の多い順に記載されます。ただし配合量が1%以下の成分は、順不同で記載してよいとされています。この「順不同になり始める境目」が、いわゆる1%ラインです。
境目の目安になる成分
防腐剤(フェノキシエタノールなど)、pH調整剤(クエン酸、水酸化Naなど)、キレート剤(EDTA-2Na)、増粘剤(カルボマー、キサンタンガム)、香料・着色料は、1%以下で配合されることが多い成分群です。これらが現れた位置を境目の目安として読む方法が知られています。
当サイトの商品ページでは、この考え方で推定した位置を「1%ライン(推定)」として表示しています。あくまで推定であり、実際の配合量を示すものではありません。
配合順だけで判断できないこと
成分によって、意図した働きが期待される配合量は大きく異なります。少量で用いられる成分もあれば、基剤として多く配合される成分もあります。順位が低いことが、そのまま「入っていないのと同じ」を意味するわけではありません。
当サイトでは配合順・推定濃度帯・機能性成分かどうかを併記し、読み手が自分で判断できる材料をそろえる方針をとっています。